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Continue reading江戸時代、四谷から大久保に至る地域は、内藤家の領地でした。江戸への拝領が決まった徳川家康が鷹狩の際、馬術の名士であった内藤清成に馬が一息でまわれるだけの所領を与えようといったのに発し、手に入れた領地です。
広さ58.3haからなる新宿御苑は、内藤家の中屋敷があったところで、明治維新後、大蔵省の所管となり農事試験場が作られました。
その後、1879年に宮内省の植物御苑となり、1906年には日露戦争の勝利を記念して開苑式が開かれ、このときから 新宿御苑と呼ばれるようになりました。一般公開は1949年で、現在は、環境省の所管となっています。
付近の多武峯内藤神社には、領地獲得の際、内藤清成が乗った馬が供養されている駿馬塚があり、内藤家の菩提寺・太宗寺を含め、今でも、新宿と内藤家の足跡をたどることができます。
JR新宿駅の北側では、西口と東口を結ぶ東西自由通路の供用が2020年7月から始まった。
遠回りする必要があった両出口間を横断できるようになり、移動時間は最大約10分も短縮された。
通路も改札の位置を内側に移設させて約8m拡張したため電車の利用客の利便性も向上した。
新宿駅から西へ徒歩15分ほどの場所に広がる西新宿五丁目では現在、複数の再開発が進められている。
青梅街道と神田川が交差する地点付近で行われている西新宿5丁目北地区の再開発は地上35階の2棟の再開発ビルを建てることになっており、2022年秋の竣工を目指している。